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通信量が7GBを超えたらドコモのiphoneではどうなる?

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通信量が7GBを超えたら

イライラしない自信はありますか?

1999年1月にドコモが「iモード」サービスを開始し、世界で初めて
携帯電話でインターネットが利用出来るようになりました。

その後、携帯電話でインターネットが当たり前となるのと並行して、
高額なパケット代という問題も発生したのです。

この問題を受けて、通信各社はパケット定額プランを設けることと
なります。

これによって、携帯電話でのパケット通信は「使い放題」という
認識が定着していきます。

時代は進み、スマホでの高速通信が可能となった現在、
「通信量オーバーに速度制限」という新たな足枷がはめられて
います。

とはいえ、一般的な定額プランの上限である月間7GBは、
ヘビーユーザー以外には足枷とはなっていません。

事実、2015年に行われたとある調査では、約9割のスマホ
ユーザーが月間7GB未満の通信量で収まっているのです。

では、月間の通信量が上限を超えた場合にはどのような制限が
加えられるのでしょうか?

通信速度が(実測値で)約100分の1にまで落ち込んでしまいます。

この状態でも、文字だけのやり取りなら
・メール
・LINE
・Twitter
などは特に問題無く使えます。

しかし、これらでも画像が入ると表示に時間が掛かり、
フェイスブックなどは表示するだけでも数分掛かってしまうことも。

地図アプリも同様の時間が掛かり、
最早何の役にも立たなくなってしまうのです。

動画にいたっては問題外で、Youtubeの本編前の広告動画
(十数秒)ですら読み込むのに5分以上掛かります。

通信を必要とするゲームも当然同様で、速度制限を喰らうと
「スマホで暇つぶし」が一切出来なくなってしまいますよ。

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クラウドの落とし穴

それほど使っていないのに速度制限!?

スマホでクラウドサービスやアプリを使っている人も多いと思います。

スマホのデータや写真をパソコンやタブレットに移す手間が
要りませんし、間違って削除してしまったものも簡単に
復元することが出来ます。

ところが、このクラウドの便利さが諸刃の剣となり、
速度制限を発生させてしまうこともあるんです。

何かの拍子にスマホ内のデータが消えてしまうことがあります。
(原因は様々です)

それ以外にも、
・機種変更
・紛失、盗難
・故障
などによって端末を変えた場合、
データの移し替えは自分でしなければいけません。

そんな時、予めクラウドでバックアップをしておけば、
データの復元や移し替えが簡単に出来ます。

実は、このクラウドからデータを引っ張ってくるのにも通信量が
掛かっているんです。

もし大量の画像を復元・移し替えしようものなら、
それだけで月間通信量がオーバーしかねません。

なので、クラウドから大量のデータをスマホに移すときには、
wifiを利用するようにしましょう。

機種変更の罠

現代に蘇る「パケ死」

かつて携帯電話にパケット定額サービスが無かった頃、
高額なパケット代が請求されることを「パケ死」と言いました。

その後、定額プランが登場して「パケ死」する心配はほとんどなくなり、
若い人だとこの言葉自体知らないかもしれません。

ところが、ここにきて「パケ死」が蘇っていると言うのです。

その原因は、大手キャリアが提供している
・スピードモード(ドコモ)
・データチャージ(au)
・快適モード(ソフトバンク)
のサービスです。

これらは、通信量が上限に達すると自動的に通信量を
追加購入するというものです。

速度制限が掛かる前に自動購入されるので事実上「使い放題」に
なるのですが、同時に料金は「青天井」となってしまいます。

通信量オーバーに気付かずに、追加購入分が数万円に
膨れ上がってしまい「パケ死」に至るというわけです。

このサービスを受けるためには申込が必要なのですが、
機種変更などの際、割引を受けるためにオプションとして
加入させられることも多いんだとか

実際に、端末代が安くなるならと内容を良く知らずに加入したら、
知らぬ間に何度も追加購入しており「パケ死」したなんて人も
いるそうです。

これらのサービスは、追加する通信量や回数を細かく
設定できるようになっています。

なので、利用する際には「パケ死」することが無いように、
ちゃんと設定しておきましょう。

3G回線なら制限を受けない!?

まことしやかに言われる「デマ」

現在、スマホの通信はLTE回線を利用した高速通信が
主流となっています。

そんな中、
・速度制限中でも3G回線に切り替えれば普通に使える
・3G回線での通信は月間の通信量にカウントされない
などといったことを聞いたり見たりしたこともあると思います。

ところがこれは全くの「デマ」であり、
3G回線での通信もキッチリ通信量としてカウントされています。

実際に、大手キャリアの公式ページで問い合わせると
同様の答えが返ってきます。

このような「デマ」が流れる原因としては、
・スマホが3G回線のみだった頃は通信制限が無かった
・LTE非対応機種を使い続けていると通信制限が掛からなかった
ことなどが挙げられるのではないでしょうか。

3G回線時代に通信制限が無かったのは、ただただ大手キャリアの
企業努力によるもので、本来なら通信制限を設けたかったそうです。

LTE回線によってさらなる高速通信が可能となり、企業努力では
賄いきれなくなり、通信制限を設けざるをえなくなったのです。

LTE回線が使えるのに3G回線を使っていても通信量の節約には
なりませんよ。

単純に高速通信が可能なのに、
敢えて遅い方で通信しているってだけのことですから・・・。

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