
家族カードには色々な特徴があります
ほとんどのクレジットカードには、
オプションとして生計が同一の家族が持てる家族カードがあります。
(一部、家族カードのオプションが無いクレジットカードもあり)
そして、この家族カードはクレジットカードとは名称が違うだけで
一般的なクレジットカードと同様に使う事が可能です。
そしてクレジットカードように、さまざまなメリットがあります。
もちろんデメリットもあるため、
その両方を抑えておく必要があります。
さらに、家族カードにはクレジットカードを持つときに
必要な審査が無いことが多いですね。
なぜなら、クレジットカードを持っている本会員の信用状態が
良好であれば無審査で発行されるからです。
信用情報に延滞や金融事故情報が登録されている人でも
家族にクレジットカードを持っている人がいれば
家族カードが作れるということですね。
ただ、先程も書きましたが家族カードを作るにあたって
メリットやデメリットがあります。
今回の記事で解説します。
家族カードのメリット
基本的に家族がクレジットカードの本会員になっていれば、
家族カード申込者の審査は不要というメリットがあります。
ですが、それ以外にもメリットがありますのでここから解説していきますね。
家族カードのメリットは下記の通りです。
■メリット■
1,基本的に無審査
気ほども解説しましたが、基本的に家族カードは、
クレジットカード本会員の属性情報や信用情報を元に審査が行われます。
そのため、本会員に問題が無ければ発行されます。
2,年会費無料の場合がある
本会員のクレジットカードの年会費が無料だと、
家族カードの年会費も無料の場合があります。
(一部の家族カードは有料の場合あり)
3,支払いは本会員が行う
家族カードは本会員のクレジットカードに付随しているため、
家族カードの利用代金支払いは本会員のカード利用代金と一緒に支払いを行います。
4,本会員とポイントの合算が可能
クレジットカードにポイントが付く場合には、
本会員のカードポイントと家族カードポイントの合算が可能です。
5,本会員の付帯サービスが受けられる
本会員のクレジットカードにショッピング保険や盗難保険が付いている場合には、
これらの各種保険が家族カードにも適応される場合があります。
メリットまとめ
基本的に本会員のカードに基づいたサービスを
家族カードも同様に受ける事が可能となっています。
本会員の信用状況次第になりますが
無審査でカードが持てるというところも大きいです。
これは、審査で困っている人にとっては助け舟になりそうですね。
家族カードのデメリット
先ほどはメリットを解説しましたが、
当然その反対のデメリットもあります。
続いては家族カードのデメリットについて解説します。
■デメリット■
1,利用限度額は本会員の利用限度額に含まれる
家族カードの利用限度額は本会員のクレジットカード利用限度額に含まれるため、
本会員の利用限度額以上の利用は出来ません。
例えば、本会員のクレジットカード利用限度額が50万円の場合、
本会員が30万円利用していれば家族カードの限度額は残り20万円までとなります。
2,利用代金の引落は本会員の口座から行われる
家族カードの利用代金は本会員のクレジットカードの引落口座から引き落とされます。
ですので、本会員は家族カードの利用代金を把握しておく必要があります。
3,利用明細書が本会員へ送付される
家族カードの利用明細は本会員のクレジットカード利用明細書内に記載されるため、
家族カードの利用履歴が本会員に分かってしまいます。
逆に、本会員からしてみれば、家族カードの利用状況が分かるため
管理がしやすいというメリットにもなりますね。
4,クレヒスが付かない
あくまで家族カードは本会員のクレジットカードに付随しています。
家族カードの利用代金は本会員が支払っているため、
いくら家族カードを利用してもクレジットヒストリーが付くことはありません。
5,新規入会ポイントがもらえない
クレジットカードによっては新規加入で
5,000ポイントや10,000ポイントがもらえるキャンペーンを行っているものがあります。
しかし、家族カードに新規加入しても
これらのポイントをもらうことは出来ません。
デメリットまとめ
利用限度額が本会員のクレジットカードの範囲内という点と、
家族カード利用者のクレジットヒストリーが付かない点が大きいです。
特に、信用情報に良好なクレジットヒストリーがないという人にとっては、
この家族カードは魅力的に映ると思われます。
家族カードの名義と利用限度額はどうなる?
本会員の属性や信用状況が良好であれば
発行される可能性が高いのが家族カードです。
しかし、肝心のカード表面に刻印されている名義人とどのくらいの利用が可能なのか?
について良く分かっていない人がいるかも知れません。
家族カードは本会員のカードに付随している訳なので、その名義や限度額の詳細は実際にカードを受け取ってみないと分からないと思っているのかも知れません。
そこで、ここからは家族カードの名義人は誰になるのか?
その限度額はどのくらいなのか?について解説しますね。
■カード名義人は家族カード申込者に
何度も解説していますが、
本会員のクレジットカードに付帯している家族カードです。
ですが、カード表面に刻印されている名義人は
本会員ではなく家族カード申込者となっています。
クレジットカードは本人以外の第三者が利用する事は出来ません。
これは、例え家族(配偶者)と言っても使うことは出来ず、
カードに刻印された本人しか使う事が出来ないのです。
そのため、家族カードの名義が本会員になっていたら
家族会員は使う事が出来なくなってしまいます。
そのため、家族カードの名義はカード申込者となっているのです。
ちなみに、クレジットカードは本人以外の利用は会員規約で禁止されています。
例え家族だとしても他人に貸して使わせる行為は会員規約に違反しているため、
最悪カードの利用停止になる可能性があるため注意が必要です。
■利用限度額は本会員のカードに含まれる
これは先程のデメリットでも触れましたが、
家族カードの利用限度額は本会員の限度額に含まれます。
そして、家族カードの利用代金は本会員の利用代金と合算して
本会員の口座より引き落とされます。
ですので、家族カード利用の際には本会員と相談して
どの程度利用しても良いのか?を確認する必要がありますね。
本会員の利用可能残高が減少してしまって、
本会員の支払い可能額を超えてしまい延滞する可能性が出てしまいます。
家族カードを使い過ぎには、十分注意が必要ですね。

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