運転免許証は本人確認書類の中で一番信頼性が高い

クレジットカード審査では、カード会社が設定している審査基準を満たすことが必要になります。

そして、この審査の際には申込者と申込書に記載されている個人情報が
同一人物であることが絶対条件になっています。

この理由としては、悪意ある第三者からの申込を防ぐためなのです。

この際同一人物である事を証明するために運転免許証や健康保険証などの
本人確認可能な書類の提出が必要になってきます。

近年では第三者によるクレジットカード詐欺が増えてきています。

そのため、カード会社としても詐欺被害を未然に防ぐためにも
本人確認書類の提出は重要な要素となっています。

ちなみに、本人確認書類には先程挙げた運転免許証や各種健康保険証、
住民票やパスポートなどいくつかの種類があります。

この中でも、運転免許証が一番信頼性が高いですね。

なぜ運転免許証が一番信頼されているのか？

その理由は、運転免許証には免許証番号があり、
この免許証番号は免許証発行後に紛失や盗難に遭わない限りは同一の番号となっています。

そのため、過去に本人確認書類として運転免許証を提出していた場合には
すぐに同一人物として確認する事が出来るためです。

万が一、紛失や盗難にあった場合には再発行が可能です。

その際にはある個所の番号が変更になるだけなので、
運転免許証の失効が無い限りはほぼ同じ番号になっているのです。

本人確認書類として一番信頼性が高い運転免許証ですが、
いくつか注意する点がありますので解説します。

運転免許証番号は12桁からなる固有番号で構成されてる

日本国内で自動車を運転するために必要な運転免許証ですが、
この免許証表面下部には運転免許証番号と呼ばれている12桁からなる番号が記載されています。

そして、この運転免許証番号は基本的に免許取得から免許失効まで変わる事がありません。

運転免許証番号の最後の1桁だけ、
免許証の盗難や紛失にあってしまい免許証の再発行を行った場合のみ番号が変わります。

ですので免許証の再発行が無ければ運転免許証番号が変わる事は無いのです。

この運転免許証番号には色々な意味が含まれています。

• 最初の2桁は都道府県コード
• 次の2桁は免許取得年度
• 次の6桁は本人番号
• 次の1桁は読み取り誤りをチェックするための番号
• 最後の1桁は再発行回数

というようにきめられた固有の番号が振り分けられています。

つまり、この運転免許証番号を確認すれば
いつどこで運転免許証を取得したのかが分かるのです。

そして、最後の1桁だけが運転免許証の再発行回数ごとに変更になる番号です。

再発行回数が0回＝0、1回＝1、2回＝2というように
再発行回数が増えるごとに数字も増えていきます。

ちなみに、あまり見かけませんが再発行回数が10回の場合、
0になるのではなく1になります。

最後の1桁の番号が0の場合には再発行回数が無いという事になります。

再発行回数10回の場合、最後の番号が０ですと再発行0回と間違えられてしまいます。

間違った状態で、審査が進んでしまう結果になってしまいます。

この再発行回数は何もカード審査のために付いている訳ではありません。

しかし、審査ではこの再発行回数が重要な要素になっています。

ここで再発行回数の判別が出来る事は審査にとっては有効であると言えますね。

審査では再発行回数が多いと不利になる？

先程も少し触れましたが、運転免許証番号の最後の1桁は再発行回数を表しています。

ですので、この数字が多いとクレジットカード審査では不利になる可能性があります。

なぜなら、運転免許証が再発行される理由としては免許証の盗難や紛失によるものだからです。

自動車を運転するために必要な運転免許証をどのような理由があったとしても
紛失や盗難に遭うなどという事は、運転免許証の管理が不十分な証拠と判断されます。

そして運転免許証の紛失や盗難の理由はクレジットカード会社には分かりません。

例え自分に非がなく免許証が第三者による盗難にあったとしても、
その事実はクレジットカード会社には分かりません。

ですので、カード会社では再発行回数の数字を見て判断するしかないのです。

つまりクレジットカード審査では、
運転免許証の紛失や盗難が多いということは、管理が不十分と判断されます。

同時に、日頃から色々な管理が出来ていない可能性があると判断されてしまい、
場合によっては審査に通らない可能性があります。

まとめ

クレジットカード審査では、やはり運転免許証が一番有効ですね。

ですが、たとえ運転免許証であっても免許書番号で表している情報が重要です。

それは【紛失】【盗難】などですね。

自動車を運転する際には必ず携帯しなければならない運転免許証です。

この運転免許証を無くすという事は、日頃からの管理が不十分と判断されても仕方ありません。

もしあなたの運転免許証の再発行回数が多いのであれば、
本人確認書類の提出では運転免許証では無く別の書類を提出した方が良いですね。

クレジットカード審査で提出可能な本人確認書類は運転免許証だけではありません。

もちろん健康保険証やパスポート、住民基本台帳カードなどいくつかの種類がありますので、
これらの書類の中から提出可能なものを提出して下さい。

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